飼育日記番外編  地震は予知出来ないか?

秋月電子のキットで3DセンサーモジュールキットTDS01V
3軸地磁気・3軸加速度・気圧測定Windows測定用ソフト



本の地震学会や大学や気象庁は膨大な予算を使っている割には、地震の予知がまったく出来ないのが現実です
さまざまな可能性を追求研究すれば良いのに日本の悪い慣習(新しい物・奇抜な物を認めない)が学会にあるのでしょう

今回イルカの大量死やイワシの大量などの予兆をまじめに警告と受け止めれば、過去の大地震の時の前兆と今回も
同じ事が数ヶ月も前に発生している事実を知れば、被害者を少なく出来た可能性はかなりあります

大地震の数日前から地磁気異常が発生すると言われています、

簡単に始められるものでは方位磁石を使って、磁石の指す向きを毎日記録して
データを集めて検証している人達がいます、

さらに磁石を利用して僅かに落ちない重量の鉄を付けて設置しておき、
それが外れたら地震が来るという非常にシンプルな地震予知計も昔から有名です


地磁気を測る


地磁気の変化を見てみたいと思い
さらにデータをパソコンで記録管理出来ないかと思い探したらありました、ありました

現在は残念ながら販売終了したようですが、秋月電子のキットで3DセンサーモジュールキットTDS01V
3軸地磁気・3軸加速度・気圧測定Windows測定用ソフト付きという非常に優れもの物です

win XP/98/2000用ソフト付きで測定値表示、グラフ表示、メーター表示ができます、測定値のロギングも可能です
またセンサーのキャリブレーション、自己診断も可能です

本体は62mm×30mm×22mmの小型サイズです

付属品は TDS01Vセンサー実装基盤  マイコン基盤 USBケーブル(AーミニB)  ソフト、マニュアルCD
感度も0.1μテスラの分解能があるようで、高感度なセンサーです

私はこのセンサーを部屋の定位置に設置固定して、毎日数分間、PCにてログデータを記録して、その数値の変化を読み取る事で
大地震の予知に使えないかと思い入手ました、

オークションで3000円前後で落札出来ました、定価が7500円位だったので、格安入手ですね

ケースに入れてますが小さなセンサー部ですね





ブロック概要
■CPU
各種制御を行う16bit CPU。
■EEPROM
各センサ固有(同一ロット内でも違う)のキャリブレーションデータが工場出荷時に格納されています。
センサデータの読み取り時、このデータを使いDAC に書き込む値、およびADC から読み取ったデータを加工します。
■10bitDAC
各センサのオフセットを調整します。
■10bitADC
各センサのアナログ出力をデジタルに変更します。
■温度センサ
各センサは特定の温度特性を持っているため、チップ内部の温度を測定し、温度補正します。
■AMP回路
各センサの出力を増幅します。
■地磁気センサ
磁気をX,Y,Z軸に分解し出力します。
水平で使用していれば、X,Yの値から方位を求めることができますが、水平でないときは傾斜角を求め水平に座標
変換して方位を求めます。
■加速度センサ
加速度をX,Y,Z軸に分解し出力します。
主な目的として重力加速度を測定し、傾斜角を求めます。このデータで磁気データを補正しあらゆる姿勢での方位を
求めます。
■気圧センサ
固定地点の地上の気圧データとの差、または短時間での気圧の変動




磁気データは微細な変化ですね




Header 内容分解能単位データ例
time 計測時間hh:mm:ss 10:05:26
mx 磁気ベクトルデータX軸0.1[uT] -3.5
my 磁気ベクトルデータY軸0.1[uT] 34.4
mz 磁気ベクトルデータZ軸0.1[uT] 27.7
azimuth 方位角0.1[deg] 263.3
ax 加速度ベクトルデータX軸0.01[g] 0.05
ay 加速度ベクトルデータY軸0.01[g] 0.08
az 加速度ベクトルデータZ軸0.01[g] 1.02
roll ロール角0.1[deg] 4.5
pitch ピッチ角0.1[deg] -2.7
pressure 気圧0.1[hPa] 1027.3
altitude 高度1[m] -117

下の画面はログデータ画面ですがtime20:34:40「0.1秒づつのデータ」の後ろmx、my、mzが磁気データです精度は0.1μT
1行目 mx→13.7   my→9.4  mz→−155.9





これからブログに毎日のデータをupしようかと思案中です
毎日データを残して変化が現れたら、地震発生との関連性を見るの繰り返しです

大地震の前に変化が見れるのでしょうか
面白いですね
まだこの機器を使いこなせてないので本格始動までもう少しかかりそう、、、、、



以下は添付マニュアルによるセットアップ例です
マニュアルはpdfでイラストが多数載っていて見易いマニュアルです
今回はテキストの一部を抜粋しました

株式会社バイテック
TDS01V評価キット
Measurement Tool
ユーザーズガイド
Ver.1.00
TDS01V 評価キットMeasurement Tool ユーザーズガイドVer.1.00

「セットアップアイコン」をクリックして、インストールを開始します。
B セットアップ終了後メッセージが表示されます。「OK」をクリックします。
以上で、インストールは終了です。
以後、Windows タスクバーのスタートメニューのプログラムにある「TDS01V 」→
「MeasurementTool_TDS01V」を選択することで、本ソフトウェアを起動できます。
TDS01V 評価キットMeasurement Tool ユーザーズガイドVer.1.00
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2. Measurement Tool 各機能説明
2.1 メイン
Measurement Tool を起動します。
メイン画面は下図になります。
(※1)measurement data 計測結果を表示します。
(※2)Measurement Setting 高度を演算する際の基準気圧を入力します。
(※3)comport TDS01V 評価キットが接続されているCOM ポート番号を
入力します。
(※4)connect 「comport」にて指定したTDS01V 評価キットに接続します。
接続に成功したとき、初期処理を実行し、計測待機状態にします。
(※5)disconnect TDS01V 評価キットと本ソフトウェアを切断します。
(※6)reset TDS01V 内部メモリをリセットします。
(※7)status check TDS01V の状態をステイタスバーに表示します。
(※8)version 本ソフトウェアのバージョンとTDS01V のバージョンを表示し
ます。
(※9)show self test TDS01V の自己診断画面を表示します。
押下後「hide self test」ボタンとなり、押下すると自己診断画面
を閉じます。
(※10)measurement Start 計測を開始します。
(※11)measurement Stop 計測を停止します。

TDS01V 評価キットMeasurement Tool ユーザーズガイドVer.1.00
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(※12)show cal notes センサキャリブレーション用フォームを表示します。
再度押すことで、フォームは元に戻ります。
(※13)logging change folder 計測ログをファイル化する際の場所を指定します。
初期位置は「c:」です。
(※14)logging 計測ログを取得開始します。
ログ取得中はボタンが凹みます。再度押すことで取得を終了しま
す。ファイルは「TDS01DATAyymmddhhmm.log」という名称
で、カンマ区切りのCSV 形式で保存されます。
(yymmdd:年月日,hhmm:時分)
(※15)show Graphics 方位角,傾斜角を図で表示します。
再度押すことで、図の画面を閉じます。
(※16)show Acc 傾斜角,3軸加速度ベクトル値,合成加速度ベクトル値を
グラフ化した図で表示しします。
再度押すことで、図の画面を閉じます。
(※17)show Mag 方位角,3軸磁気ベクトル値,合成磁気ベクトル値を
グラフ化した図で表示しします。
再度押すことで、図の画面を閉じます。
(※18)show comm-Log 通信ログ画面を表示します。
再度押すことで、画面を閉じます。
(※19)Factory Preset Rewrite TDS01V 内部設定値を工場出荷時に初期化します。
(※20)close メインメニューを閉じて終了します。
(※1)measurement data エリア内の計測項目について
vector magnetism x , y , z 磁気センサ3軸ベクトルデータ
単位:[uT(マイクロテスラ)]
計測分解能:0.1[uT]
vector acceralation x , y , z 加速度センサ3軸ベクトルデータ
単位:[g(ジー)]
計測分解能:0.01[g]
azimuth 方位角
単位:[deg(度数)]
計測分解能:0.1[deg]
roll ロール角(ひねり角)
単位:[deg(度数)]
計測分解能:0.1[deg]
pitch ピッチ角(あおり角)
単位:[deg(度数)]
計測分解能:0.1[deg]
pressure 気圧(正確にはAtmospheric pressure)
単位:[hPa(ヘクトパスカル)]
計測分解能:0.1[hPa]
altitude 高度
単位:[m(メートル)]
計測分解能:1[m]
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2.2 接続、切断、終了
@ [※1]のCOM ポート番号を入力してください。
(注意)本ソフトウェアはCOM ポート番号「1〜16」に対応しています。17以上の数値はエラーとなります。
USB-COMポートを確認するには、Windows の「コントロールパネル」→「システム」→「デバイスマネージャ」
を参照してください。
A [※2]の「connenct」を押下してください。
接続後、ステイタスバーに初期処理の進行が表示されます。
異常時はメッセージが表示され、強制切断を行ないます。対処後、再接続してください。
B 初期処理が正常終了すると、[※3]のステイタスバーに「The completion of preparation」と表示されます。
C 切断する際は[※4]の「disconnect」を押下してください。
なお、初期処理中,計測中,自己診断中,キャリブレーション中,工場出荷時初期化中などのTDS01V が動作し
ているときに切断すると、予期しない異常が発生します。ご注意ください。
D 本ソフトウェアを終了するときは[※5]の「close」を押下、もしくはタイトルバーの「閉じる」ボタンをクリック
してください。切断処理は内部で行なっていますので、Cを行う必要はありません。

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2.3 計測
@ [※1]の「current atmospheric pressure」に基準気圧を入力してください。高度を演算する際に、ここに入力され
た気圧を高度0mの基準とします。高度計としての用途が無い場合は初期値「1013.3」のままにしてください。
現在位置を0mとしたい場合は、一度計測を行ない、気圧の計測結果を入力してください。
本ソフトウェアでは「800hPa」より下、「1150hPa」より上の気圧値を入力したときエラーとしています、ご了承
ください。
また、[※1]の「Angle of Deviation」に方位角の偏角を入力します。初期値は「0.0」です。方位角を計測する
際に、周辺に地磁気以外の大きな磁界が存在する磁場の場合、東西南北の検知が相対的にずれます。
(例:日本東京での地磁気を46[uT],伏角48[deg]とすると、地表面の真北方向には、およそ31[uT]の磁力がある
ことになります。その場所において、真東方向に31[uT]の磁力を発生させる磁界があるとすると、お互いの磁
力が合成されて、方位角は45[deg],北東の方角を北として計測します。つまり、北を北東(45[deg]),東を南東
(135[deg]),南を南西(225[deg]),西を北西(315[deg])というように全方位が45[deg]ずつずれます。)
これを是正するために偏角調整を行います。
上記の例の場合は、45[deg]を打ち消したいので、入力項目に「-45.0[deg]」と入力します。計測した方位角に
「-45.0[deg]」を演算し、これを計測結果とします。
偏角調整を行なうためには、事前に環境磁場と地磁気の影響を調査する必要があります。一度計測を行ない、本来
「真北」や「真南」であるはずの方角が、同じ角度だけずれているようでしたら、そのズレ分を打ち消す値を本項
目に入力して、再度計測を行なってください。
なお、この偏角調整は環境磁場に関する調整であり、後述にありますキャリブレーションによる着磁成分の論理的
除去とは異なりますので、ご注意ください。
A [※2]の「measurement Start」を押下すると計測を開始します。計測結果は[※3]に表示します。
停止するまで連続して計測を行ないます。
[※4]の「measurement Stop」を押下すると計測を停止します。

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B [※5]の「show Graphics」を押下すると「View」画面が表示されます。
左の図からそれぞれ、方位角1(針を動作、東西南北を固定),方位角2(針を固定、東西南北を動作),ロール角
(評価キットのUSB コネクタ側から眺めた図),ピッチ角(評価キットを右側面から眺めた図)になります。
[※8]の「Now」のデータは、計測した最新の結果です。メイン画面の表示データと同じものです。
[※9]の「Display」のデータは、後述する描画用編集で加工したデータです。描画の元データとなります。
[※10]の「Unit」は、描画時の単位を設定します。デフォルト値は「1」です。この場合、小数点以下の変化は再
描画しません。設定範囲は「0〜45」、分解能は「0.1」です。「0」のとき、計測結果をそのまま描画します。
[※11]の「Average count」は、描画時の平均数を設定します。デフォルト値は「3」です。この場合、最新計測結
果から直近の3データ分の平均値を算出し、描画の元データとします。設定範囲は「1〜100」です。
※8 ※9 ※10 ※11
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C [※6]の「show Acc」を押下すると「Acceralation View」画面が表示されます。
加速度関連の時間推移を表した簡易グラフです。
上のグラフから、ロール角/ピッチ角,加速度3軸ベクトルデータ,加速度合成ベクトルデータとなります。
加速度合成ベクトルデータは、計算式{√(x2 +y2 +z2 )}にて算出しています。
「CLEAR」を押下することで、過去履歴を消去し、グラフをはじめから描画します。横軸は保存域を表し、右端
まで到達すると、次データは左端から始まります。データ数は100です。
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D [※7]の「show Mag」を押下すると「Magnetism View」画面が表示されます。
磁気関連の時間推移を表した簡易グラフです。
上のグラフから、方位角,磁気3軸ベクトルデータ,磁気合成ベクトルデータ(全磁力)となります。
磁気合成ベクトルデータは、計算式{√(x2 +y2 +z2 )}にて算出しています。
「CLEAR」を押下することで、過去履歴を消去し、グラフをはじめから描画します。横軸は保存域を表し、右端
まで到達すると、次データは左端から始まります。データ数は100です。
TDS01V 評価キットMeasurement Tool ユーザーズガイドVer.1.00
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2.4 計測ログファイル出力
@ [※1]の「logging change folder」を押下し、計測ログファイルの出力先を指定してください。
指定しない場合の初期位置はCドライブ直下となります。
A [※2]の「logging」を押下すると、計測ログのファイル出力を開始します。待機/計測中に限らず押下出来ます。
ファイル出力中はボタンが凹んだままになります。再度押すことで、ファイル出力を終了します。
ファイル出力対象は、ボタンを押した後からです。過去履歴は出力できません、ご了承ください。
ファイルは「TDS01DATAyymmddhhmm.log(yymmdd:年月日,hhmm:時分)」という名称で、カンマ区切り
CSV形式で保存されます。
例「2006/01/01 12:30 押下時ファイル名」“TDS01DATA0601011230.log”
ファイルが存在しない場合はヘッダを付与します。レイアウトは下記の通りです。
Header 内容分解能単位データ例
time 計測時間hh:mm:ss 10:05:26
mx 磁気ベクトルデータX軸0.1[uT] -3.5
my 磁気ベクトルデータY軸0.1[uT] 34.4
mz 磁気ベクトルデータZ軸0.1[uT] 27.7
azimuth 方位角0.1[deg] 263.3
ax 加速度ベクトルデータX軸0.01[g] 0.05
ay 加速度ベクトルデータY軸0.01[g] 0.08
az 加速度ベクトルデータZ軸0.01[g] 1.02
roll ロール角0.1[deg] 4.5
pitch ピッチ角0.1[deg] -2.7
pressure 気圧0.1[hPa] 1027.3
altitude 高度1[m] -117
ファイル出力に関して、ファイル分割,空き容量の考慮,条件停止機能はありません。PCの空き容量に十分注意
し、実行してください。
※1
※2
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2.5 自己診断
@ [※1]の「show self test」を押下すると、自己診断実行画面が表示されます。
初期処理中,計測中,キャリブレ−ション中,工場出荷時初期化中は行わないでください。
A 自己診断を行う対象を[※2]のチェックで選択し、[※3]の「RUN」を押下して実行してください。
自己診断中は本ソフトウェアを終了しないでください。またTDS01V 評価キットの環境を安定状態に保ってくだ
さい。
実行中はメイン画面のステイタスバーに「Selftest...」と表示されます。実行時間は選択した項目によって異なり
ます。自己診断終了時、ステイタスバーは「Selftest...End」もしくは「Selftest...NG」と表示されます。
※1
※2
※3
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B 自己診断を行なった対象の左に「OK」か「NG」を表示します。
「NG」が表示された場合、次項の「状態確認」を行い、詳細を調査してください。
2.6 状態確認
C [※1]の「status check」を押下すると、ステイタスバーにTDS01V の状態が表示されます。表示内容は下記の通
りです。
通常時状態
表示内容
idol 待機
Self-diagnostic is operating. 自己診断実行中
Measurement is being executed. 計測中
Measurement data is updated. 計測データ更新
EEPROM has been accessed. EEPROMアクセス完了
※1
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エラー発生時状態
表示内容
Communication error is occurring. 通信異常
[Undefined Command] 未定義コマンド
[Parameter Error] パラメータ異常
[Not Executable] 実行不可
[Communication Timeout] 通信タイムアウト
[Other Error] その他
Hardware error is occurring. ハードウェア異常
[ROM Error] ROMエラー
[RAM Error] RAMエラー
[DAC/ADC Error] DAC/ADC エラー
[Other H/W Error] その他(内部演算上)
[EEPROM Read Error] EEPROM 読み込みエラー
[EEPROM Write Error] EEPROM 書き込みエラー
[Magnetic Sensor Error] 磁気センサエラー
[Acceleration Sensor Error] 加速度センサエラー
[Air Pressure Sensor Error] 気圧センサエラー
[Temperature Sensor Error] 温度センサエラー
[Standard Voltage Generator Circuit Error] 基準電圧発生回路エラー
[Other Error] その他
Status Check...NG 状態確認コマンド失敗
エラー項目は「通信系」と「ハードウェア系」に大別しています。
PCを介していますので、特に通信関連はPCの状況に大きく左右されます。PCの負荷や容量、OSの割り込
みに注意してください。
通信異常発生時は下記対処方法を参考にしてください。
1. 「reset」を押下して初期状態にしてください。
2. 本ソフトウェアを再起動してください。
3. PCのUSB ポート、USB ケーブルや評価キットが断線していないか確認してください。
4. 本ソフトウェアを終了後、評価キットとPCを繋ぐUSB ケーブルを抜き差しすることで、評価キット
自体の初期化を行い、本ソフトウェアを再起動してください。
5. 他にPCに負荷がかかる処理、もしくはOSの割り込みが発生していなかったか確認してください。
6. 直前まで計測ログ出力を行なっていた場合、PCの空き容量を確認してください。
7. 通信速度が安定しているか確認してください。
ハードウェア異常発生時は下記対処方法を参考にしてください。
1. 自己診断後の場合、自己診断中の外部要因による異常検知の可能性があります。再度自己診断を行なっ
てください。
2. USB 電源供給が安定しているか確認してください。
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2.7 キャリブレーション
キャリブレーション方法を説明します。
キャリブレーションとは
TDS01V に内蔵されている磁気/加速度/気圧センサは、各エレメントの特性から基準電圧値が微小に変異し
ます。変異量は個体差があり、ある水準から大きく外れることはありませんが、水準値に戻る、もしくは外れる
時間遷移にも個体差があります。このため、評価キットをお使いいただく際に、用途によって、各センサの基準
を再規定する必要があります。この方法をキャリブレーションと呼んでおります。
キャリブレーションの必要性
磁気センサ
強磁界を発生させるものが周辺環境にあった場合、その影響で着磁することがあります。このため不定の磁界
影響を常に受けてしまい、通常0[uT(マイクロテスラ)]を基準とする値が変異します。
計測目的が着磁を含めた周辺磁界の調査のときは、キャリブレーションの必要はありません。また、磁気セン
サをスイッチとして利用する場合は、計測した結果を基準として扱うことにより、キャリブレーションの必要
はありません。磁気ベクトルデータをご使用ください。
方位角を目的とする場合、地磁気(地球の磁力)のみを判別しなければならないため、着磁による変異分を論
理的に除去しなくてなりません。また、地磁気ではなく、特殊な環境の磁場そのものを検出する際も同様の理
由でキャリブレーションが必要となります。
なお、環境温度変化等による基準値変異については、TDS01V の内部処理にて修正を行ないます。
磁気センサのキャリブレーションは、あくまで着磁量を認識、論理的除去することを目的としています。この
ため、地磁気そのものに影響を及ぼす環境磁界が発生する場所では、磁北(その磁場での磁力線方向)と真北
(北極点付近への磁力線方向)が一致しなくなり、計測結果の方位角は真北を示しません。ご了承ください。
加速度センサ
長時間の高温/低温環境への放置、急激な温度変化の連続、不安定な供給電圧下での長期使用などにより、基
準電圧の微小変異が発生します。各軸の0[g]ポイント(ゼロ点と称します)が変動します。
計測目的がゼロ点を基準とする加速度ベクトル、傾斜角、方位角の計測のときは、キャリブレーションを行な
う必要があります。自姿勢に関わらない場合は、そのまま計測し、加速度ベクトルデータをご使用ください。
気圧センサ
キャリブレーションを必要とする理由は、加速度センサと同様です。基準としている1013.3[hPa(ヘクトパ
スカル)]が変動します。計測目的が絶対気圧である場合、キャリブレーションを行なってください。相対気
圧で良いときはキャリブレーションの必要はありません。
また、高度情報を求めるとき、入力する基準気圧が絶対気圧ではないときは、一度計測を行ない、計測結果の
気圧を基準気圧として入力することで、その地点での高度を0[m]とします。この場合はキャリブレーション
の必要はありません。
キャリブレーションの対象
磁気/加速度/気圧の3種類のセンサを全てキャリブレーションする必要はありません。
求める計測に応じて、対応するセンサをキャリブレーションしてください。
磁気ベクトルデータ: 磁気センサ
方位角: 磁気センサ,加速度センサ
加速度ベクトルデータ,傾斜角: 加速度センサ
気圧,高度: 気圧センサ
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操作説明
@ [※1]の「show cal notes」を押下すると、キャリブレーション用フォームを横に拡張します。
A [※2-1]の「calibration setting」から、キャリブレーションを行なうセンサを選択します。
magnetism : 磁気センサ
acceralation : 加速度センサ
pressure : 気圧センサ
It’s allways write to ‘EEPROM’
チェックが入っているとき、キャリブレーション結果をEEPROM へ書き込みます。チェッ
クが入っていないとき、キャリブレーション結果をEEPROM へ書く直前に確認メッセージ
を表示します。
気圧センサを選択した場合は、[※2-2]の「Measurement Setting」にある基準気圧(現在気圧)を入力してくださ
い。デフォルト値は1013.3[hPa]です。気圧キャリブレーションにて、計測気圧は指定した値を基準としま
す。

TDS01V 評価キットMeasurement Tool ユーザーズガイドVer.1.00
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B [※3]の「Calibration Notes」には、キャリブレーション時の注意点を記しています。
磁気は、キャリブレーション中の作業について、加速度は開始前の評価キットの姿勢について、気圧は開始前の入
力値について、それぞれ述べています。
磁気センサのキャリブレーション
TDS01V の1pin 方向(評価キットの前方) をY軸(横)を基準にして回して下さい。(縦に回す)
TDS01V の8pin 方向(評価キットの左方) をX軸(縦)を基準にして回して下さい。(横に回す)
これらをそれぞれ2,3回、回してから「stop」を押してください。(後述)
加速度センサのキャリブレーション
評価キットを水平で安定した状態に固定してください。
気圧センサのキャリブレーション
基準となる現在気圧を入力してください。(A参照)
C [※4-1]の「Run Calibration」を押下すると、キャリブレーションを開始します。
磁気センサの場合、周辺磁界が安定した環境で作業を行なってください。例として、金属製の机のすぐ上で回転さ
せると、最下部と最上部での全磁力が異なるため、正しいキャリブレーション結果が得られません。
加速度センサの場合、振動などを与えないように注意してください。
気圧センサの場合、気圧が安定しない環境は極力避けてください。
加速度と気圧のキャリブレーションのときは、ある規定回数分の計測を行なった後に自動で計測を停止します。し
かし磁気のキャリブレーションのときは、回転させた後、[※4-2]の「Measurement Stop」を押下して自身で停止
する必要があります。
計測が終了し次第、内部演算にて各々のセンサのゼロ点を求めます。そしてEEPROMへ書き込み、キャリブレー
ション結果をTDS01V 評価キットに反映させます。
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2.8 バージョン情報
[※1]の「version」を押下すると、下記画面が表示されます。
バージョン情報画面は、TDS01V チップバージョン、TDS01V 製造シリアル番号、そして本ソフトウェ
アのバージョンを表示します。
TDS01V 評価キットと接続する前に表示すると、TDS01V チップバージョン、製造シリアル番号が正し
く表記されません。ご注意ください。
※1
TDS01V 評価キットMeasurement Tool ユーザーズガイドVer.1.00
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2.9 工場出荷時初期化
工場出荷時初期化は、EEPROMを工場出荷状態に戻す処理です。キャリブレーション作業中に異常が起
こり、初期化しなければならないときなどに実行します。通常作業時は押下しないようご注意ください。
[※1]の「Factory Preset Rewrite」を押下すると、下記確認メッセージが表示されます。
「OK」を押下すると処理を開始します。
作業中の内容がメイン画面のステイタスバーに表示されます。
「The completion of preparation」と表示されれば、正常終了です。
※1
TDS01V 評価キットMeasurement Tool ユーザーズガイドVer.1.00
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2.10 通信ログ表示
通信ログ表示は、デバッグ用表示機能です。PCと評価キットとの送受信情報を表示させます。
計測に関するインタフェースについては「ソフトウェア解説書」に表記していますが、全てのインタフ
ェースを明記しておりません。あくまで参考としてお使いくださるよう、ご了承ください。
[※1]の「show comm-Log」を押下すると、下記画面が表示されます。
画面が表示されてから、PC⇔評価キット間にて通信が発生すると通信ログを表示します。
履歴を削除する際は、「clear」を押下してください。
※1
TDS01V 評価キットMeasurement Tool ユーザーズガイドVer.1.00
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通信が発生すると下図のようになります。
レコードヘッダ「REQ>」が「PC→評価キット」の通信を表します。
レコードヘッダ「RES<」が「PC←評価キット」の通信を表します。
TDS01V 評価キットMeasurement Tool ユーザーズガイドVer.1.00
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本書に記載されております内容は、改良のため予告なく変更
することがありますのでご了承ください。また、本書の記載
内容に関する工業所有権の実施許諾や、その他の権利に対す
る保証を認めたものではありません。
なお、回路例が記載されている場合、これらは使用上の参考
として、代表的な応用例を示したものです。そのため、これ
ら回路の使用に起因する損害について、当社は一切責任を負
いません。
本書に記載された内容を、当社に無断で転載または複製する
ことを禁じます。
TDS01V 評価キットMeasurement Tool ユーザーガイド
2007年1月初版発行Ver.1.00
編集・発行株式会社バイテック